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Column

2018年12月25日

奇跡の748SP <再会編>

以前、こちらのコラムで紹介した「奇跡の748SP」、コラム読者の皆さんの中には覚えていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

初耳とおっしゃる方にはぜひこちらのコラムを読んでいただければと思います。

そのDucati 748SPで、また小さな奇跡が起こったお話です。

それは、2018年の9月のことでした。岡山のテストから戻るとワークショップに1通のFAXが届いていました。

それは、レイクラフトのコラムをご覧になって連絡されてきた、あの748SPの新しいオーナー様からでした。

ふと、懐かしさと驚きと嬉しさがが入り混じった不思議な心境になりました。またあの748SPに再会できるなんて! 

さかのぼること7年前、仙台のフクダテクニカさんでECUのカスタムを終えた直後に震災に遭い、それでも奇跡的に難を逃れた748SP、沖縄で過ごしていたと思っていたその車両が今度は横浜に戻ってきていたなんて。不思議です。これは小さな奇跡です。

今回、新オーナー様からご連絡を頂いたのは、当時装着したFALCONダッシュが破損してしまったため、交換できないかとのお問い合わせでした。

ん~、残念ながらFALCONダッシュは生産終了となりもう手に入れることはできません。

何か良いダッシュメーターはないだろうか?いつも悩むところです。

メーターは換装がとても難しい電装部品の一つです。

電装系がもっとシンプルだったかつてのバイクなら、タコ信号と車速信号、水温センサーなどをつないでアナログの汎用メーターをつけるとか出来たかもしれませんが、電気マシーンと化している最近のバイクでは、ノーマルのECUからの信号を簡単には拾えなくなっていたり、IDの公開されていないCAN信号でつながっていたり、はたまた、メーターが制御の一部を担っていたりと、簡単には手出しできない状況になっています。

さらに、公道でも使用するとなると、ウインカーや燃料警告灯、ヘッドライトの作動、それらとつながるスイッチもちゃんと動かせなくてはなりません。

おまけに、この748SPはECUをMicrotec(マイクロテック)製のM180に換装しています。

ハードルはかなり高いです。

そこで、今回白羽の矢が立ったのが、スターレーン社製のDavinci-II S(ダヴィンチ-II S)です。

このダッシュを取り付けるお話は次のコラムでご紹介します。

どうぞ、お楽しみに~!

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