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Column

2019年8月4日

GSX-R1000 + MecTronik MKE7 シェイクダウン完了!

昨年後半からの構想を含めると約1年弱のプロジェクトがついにシェイクダウンの日を迎えることが出来ました。

 

九州の荒瀬貴さんからECUのご相談を受けたのが昨年2018年の9月だったと記憶しています。

荒瀬さんとレイクラフトのお付き合いが始まったのは遡ること8年前、同じく九州出身のロードレースライダー秋吉耕佑選手から紹介して頂いたのがきっかけでした。荒瀬さんと秋吉選手は若い頃からのレース仲間で今でもその親交は続いています。

荒瀬さんにはこれまでもレイクラフトの電装部品を数多く導入して頂き、また同じく九州のライダーの皆さんにも広く展開して頂いています。あの当時はカワサキのZX-6Rでレースをされていて、マイクロテックのECUと2Dのデータロガーを搭載して頂きました。

その時の詳しいお話はこちらのコラムをご覧ください。

6Rに乗っとっと?

 

そして今回は新車導入されたスズキ GSX-R1000 L7にECUを搭載したいとのご要望でしたので、いろいろ検討した結果、この車両にはMecTronik製のMKE7が最適と考えプロジェクトがスタートしました。MKE7についてはこちらからMKE7

 

2018年の年末から明けて2019年の2月にかけてハーネスの製作、ベースマップの作成などECU導入に必要な作業を進め2月下旬にようやく火入れを行うことが出来ました。

 

しかし、その後なかなかスケジュールの調整がつかず、5月に車両を仙台まで搬送して頂きフクダテクニカ様のご協力を得て台上テストを行うところまでこぎつけました。

 

この時は秋吉耕佑ライダーに台上セットの乗車をお願いしました。台上テストでは、基本的な燃料、点火時期のセットに始まり、シフターのファインチューニングまで進めることが出来ました。そして、6月末にいよいよオートポリスでシェイクダウンの予定だったのですがあいにく九州地方の大雨のためサーキット走行がキャンセルとなり出直しを余儀なくされてしまいます。

そうしてようやく今回8月2日~3日の2日間、晴天に恵まれたオートポリスサーキットで念願の実走シェイクダウンが実現しました。テストライダーはもちろん秋吉耕佑選手です。贅沢です!

 

 

初日はECUの制御項目の作動確認を行い、2日目にはローンチ・コントロールのセットアップやトラクションコントロールのレベルの最適化など実走でしか確認できない重要項目をテスト消化することが出来、無事にシェイクダウンを終えました。

ただ、今回のテストでは基本的な作動確認と初期のセットアップが済んだだけで、車両全体のセットアップも含めた今後の課題も見えてきたのでこれからのセッティングでどこまで進化させることが出来るか、さらにチャレンジは続きます。そして、今度はご本人のライディングでも乗り味を確認して頂ければと思っています。

ところで、「荒瀬貴」の名前に見覚えのある方も多いのでは?

そうです!2017年の全日本ロードレース第5戦オートポリスのJSB1000クラスで、荒れた天候の中ポールポジションの浦本修充選手と3位の加賀山就臣選手の間に割って入り見事予選2番グリッドを獲得したライダーです。あの当時はヤマハのYZF-R1にピレリタイヤという組み合わせで全日本ラウンドにスポット参戦されていました。その時の詳しい記事はこちらから ⇒ 予選レポート

 

 

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