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Column

2012年6月9日

モタードmoto1 伊那は涙雨・・・

どうもご無沙汰でございました。 気が付けば5月はコラム一本もなし。

情報の鮮度にやや問題のあるレイクラフト・コラムですがめげずに先週の話をしちゃいます!

もう6月なんですね。モタードmoto1も第3戦を迎え、ところは伊那!

第2戦の琵琶湖は私めが都合でレースに出向けず取材が出来ませんでコラムアップならず。

主任技師1人で孤軍奮闘し、結果はレース1が森田IKKIが2位、松本Yassyが4位、MITMAX6位、 レース2ではMITMAXが3位表彰台、Yassy5位、IKKIは残念ながら転倒リタイアとなりました。 詳しいレースレポートやリザルトはこちら ↓ からご覧下さい。

http://www.mfj.or.jp/user/contents/Watching-a-game_info2012/motard/index.html

今回の伊那は逆周りで、ホームコースにしているライダーにもアドバンテージが薄くなる設定。 さらに、美浜や琵琶湖に比べてもダートセクションの割合が多く、前回の琵琶湖の何じゃコリャ!というトリッキーなダートとは違い、正統派のダートで面白いレースを予感させるコースレイアウトです。(私個人の意見です)

up2date

特に第1ダートの出口と第2ダートの長いテープルの攻略が肝と見ました。(素人見の私個人の意見です。)

さらに、このダートコースの土というのでしょうか、砂というのでしょうか、泥というのでしょうか、つまり”ダート”の粒子がやけに細かい気がする。これがダートの走りに影響するのか否か・・・(くどいようですがあくまで私個人の意見です。)

6月2日(土曜日)夕方、グリッドを決める重要なタイムアタックの時間です。 コースはドライで、天候は湿度がかなり低めのカラッとした晴れ。

結果は1位佐合、2位IKKI, 3位MITMAXとここまでが49秒台。Yassyは50秒2で8番手という結果になりましたがそれでもトップの佐合からはわずか0.5秒差で、タイムアタックの結果はいわゆる”日東専駒”状態。僅差の戦いです。

翌6月3日(日曜日)の朝フリはIKKI, 佐合、 MITMAX, Yassyの順でここまでが50秒台、5番手にJAWS増田が怪しく上位をうかがっています。

ロードレースでもそうですが、朝フリ(レース当日の朝のフリープラクティス)の結果は結構重要でその日のレースの結果を暗示することが多いのです。

いざ出陣! (カメラ目線ありがとうございます。 えッただ左右確認しただけ?)

MITMAX出陣!

RACE1はドライ。 スタートでMITMAXはちょっと順位を下げて4番手、前を行くJAWSをなかなか追い込めず、4位でゴール。 IKKIは佐合に最後まで食らいつくものの惜しくも2位。

RACE1表彰式

昼過ぎから雲行きが怪しくなりMoto1オープンのレーススタート直前に降り出した雨がどんどん激しくなり、ウェット宣言。そしてスタートディレー。

すっかり路面はウェットとなりMoto1PROクラスのレースもフルターマックで周回数減算の措置が取られました。

ウォームアップ走行

スタート前に特別に3周のウォームアップラップが設けられ各選手はレインに履き替えたタイヤや車体の状態を確認すべく走行。

ここで、ロード出身でウェット路面を物ともしないMITMAXは他の選手を圧倒する走りを見せ、その脅威に圧倒されたのか、冷静な佐合選手が珍しくウォームアップ中にコースアウトする展開となり、MITMAXに勝機ありか?と期待が高まりました。

RACE2 スタート

しかし、スタートでRYUTAとJAWSに前に出られ、MITMAXはIKKIとJAWSの後塵を拝するポジションに。

コーナリングは明らかにMITMAXが早いのですが、前の二人が完全にMITMAXの行く手を阻みなかなかパスすることが出来ません。

この3台がせめぎ合いをする間にトップの佐合とRYUTAを逃がす展開になってしまいます。

MITMAXはコーナー、コーナーで前の二人の隙を狙いますが、ラインをふさがれてしまい、ストレスのたまる展開に。

10周に減算されたレースは無念にもこの膠着状態を打開できないままに終了となり、MITMAXにとっては非常に悔しいレースとなりました。

RACE2表彰式

第3戦終了時点でのポイントランキングは、1位-佐合(104p)、 2位-RYUTA(90p)、 3位-IKKI(81p), 4位-JAWS(80p)、5位-MITMAX(77p)、 6位-Yassy(70p)となっています。

次はみちのくラウンドpart1のエビス。 MITMAXがリベンジを果たせるか、ホームのIKKIに分があるのか、佐合を誰が止めるのか、今後の展開にますます目が離せなくなってきました。

6月24日のmoto1 オールスターズ Round4 エビスに是非足を運んでみてください。

余談ですが、moto2クラスで気になるライダーを発見。 Husqvarna SM250を駆るCPSports所属の新井誠選手です。

ティーンエイジャーとは思えない冷静で落ち着いたレース運びで、琵琶湖、伊那と2連勝中。今後が楽しみです。

さらに余談ですが、MITMAXのピットテントでこんな物も発見!

ツナギの細かなディテールまでしっかり再現してます。スゴスギ。

ファントム しゃちょ?

ファンの女性からの手作りプレゼントらしいですが、私はてっきりファントムしゃちょの分身かと・・・・失礼 f(^_^;  (カレー美味しかったです。)

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