Raycraft racing service

2013年8月18日

レースは楽しく!   Ninja250編

ご好評コラムシリーズ ”レースは楽しく!” が久々の登場です。

今回は待望のNinja250!!!

ninja250_1

低迷する二輪販売の中、唯一気を吐いているのが、排気量250ccの中型二輪と呼ばれるカテゴリーです。

今年上期の新車販売台数では前年同月比30%超の増加で、特にホンダのCBR250RとカワサキのNinja250が人気を博しているのは皆さんもご存知のはず。

そしてロードレースのカテゴリーでもここ数年このカテゴリーのレースが盛んになっています。

今回ご紹介する影山久高さんも、初めてお会いした当時Ninja250で「もて耐」に参加を検討されていて、わざわざレイクラフトのワークショップまでご相談に足を運んで下さったのでした。

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当初はNinja250ということで、レイクラフトとしてはNinja250専用のプラグインECUであるマイクロテックのM232KWをお勧めしようと思っていたのですが、影山さんからいろいろお話しを伺ううちに、エンブレの調整機能があり、A/Fモジュールのアナログ入力が可能で、Ninja250以外の車両にも汎用性があるという点なども考慮し、汎用ECUであるM232Rをオススメすることにしました。

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幸いなことに、Ninja250のスタンダードECUのコネクタとマイクロテックM232Rのコネクタが共通なので、ハーネスの改造については、基本的にECUコネクタのハーネス側のピンの差し替えで対応できるという大きなアドバンテージがあります。

また、M232RはA/Fのフィードバック機能が在るので、A/Fアンプを装着すればリアルタイムでターゲットに合った空燃比を得られるよう燃料を補正してくれます。

今回取り付けたA/Fアンプは以前スズキのBanditでも使用したことのある、(そのときのコラムはこちら⇒ http://www.raycraft.jp/column/?p=194) Daytona Sensorsの1チャンネル・ラムダアンプです。このA/FアンプはLCDのディスプレイも付いていて視覚的にも空燃比の値が確認できるスグレモノです。 ラムダセンサーもコンパクトに装着。

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ダッシュパネルはパーカル製、そのダッシュパネルの下に取り付けたのが、Daytona SensorsのA/Fアンプです。

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左ハンドルのパッシングスイッチを流用し、シフター用のスイッチとして設定。

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カウルの塗装も自前とのことです。プロ並みの仕上がり!

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ツナギにはスヌーピーのワッペンが!(キャラ好きの私が見逃すはずはありません!)

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そしていよいよ満を持して、もてぎでシェイクダウン!

8月夏休み真っ最中の週末土曜日のスポーツ走行は、来週のもて耐の練習に来ている人も多いせいか、大盛況です。

スポーツ走行の1本目はマップの学習も兼ねてある程度の周回数を走行。

A/Fのフィードバックのおかげで、燃料マップはいい感じに仕上がってゆきます。

走行2本目は1本目で整備されたマップを使い、フィードバックしないでオープンでまわします。

さあて、シェイクダウン後のライダーのコメントは???

・ エンブレのフィーリングについては、ダウンシフト時のブリッピングをしなくともクラッチレバーを放してスムーズに減速が出来る。これは、スタンダードのECUでは得られなかったフィーリングだった。

・ 車体のセットが追いつかないほど、短時間でエンジンのセットができた。

・ シフターも、はじめはシフトショックが大きかったが、失火時間の調整を行った結果、スムーズなフィーリングでシフトアップが出来るようになった。

などなど、好感触なコメントを頂くことが出来ました。 猛暑の中の走行お疲れ様でした。

今年のもて耐は、準備の都合などもあり参戦は見送られたそうですが、今回の走行で良い感触が得られたので、9月のもてぎの選手権に参戦を検討されるということです。 楽しみですね。

レースは楽しく! レースは最高!