Raycraft racing service

2012年4月14日

モタード行きます! (段取り編)

前回のコラムで、マイクロテックのECU M206をYZ450F用に設計変更してもらう話しをしました。

M206 Kawasaki & Suzuki

ちょうど昨年12月、マイクロテックに商談で訪問する機会があり、そのときに事情を説明して設計変更を依頼。 YZ450Fの配線図とトリガーパーターンなどの仕様を説明し、必要な変更部分を確認してもらい、なんと翌1月中旬にはM206がYZ450F用に変身して帰ってきました。

間にクリスマス休暇と、年末年始休暇を挟んだにもかかわらすこの早さ!

凄すぎるマイクロテック!

Microtec logo

日本のECUメーカーには絶対まねできないワザですね。

というわけでECUの段取りは出来ました。

あとはいつもの大仕事、ベースマップ製作です。

オリジナルのハーネスとセンサー類、そして純正ECUをワークショップに送ってもらい、例のごとく任意波形発生器を使用し、エンジン回転とスロットル開度ごとの燃料と進角のデータを細かく計測してゆきます。(毎度毎度ミミタコでしょうが、これがホントに地道なマップ作りの実態なのです。)

ベースマップが出来たら、次はハーネス製作。

モタード車に限らず最近のバイクは本当に土地代高くて大変です。まして、オフロード車は究極のミニマム・レイアウト。

どこにECUを置けばいいんだーっ!?

↓ ここしかありません。

ECUはここ!

ECUの取り付けプレートは鈴鹿ディライト謹製です。

シャシーでエンジンテスト

2月、極寒の仙台ではじめての火入れです。  なぜ仙台か? それはまた別の機会に。

仙台のフクダテクニカさんのシャシーで始動。 寒いし、キックだし、始動は大変?と思いきや恐るべしマイクロテック。始動はすこぶる快調。

じっくり作りこんだベースマップを注入してエンジンテスト。 良い感じに回ります。 決して寒いからだけじゃなく馬力も出てます。

 

馬力もあがりました

3月初旬、シェイクダウンを目前に控え、鈴鹿の「セレクション」さんのワークショップをお借りしてECU、ハーネス、ロガーの取付を行いました。

ハーネスはロードのバイクに比べたらコンパクトでいいのですが取り回すスペースもこれまたコンパクトだから結局レイアウトはパズルです。

ところで、鈴鹿のセレクションさんには今回はじめてお邪魔したのですが、モタードやモトクロス、エンデューロ、などオフロード系に特化したとてもマニアックなお店で、社長の木村さんもとってもフレンドリーで楽しい方です。  三苫号のECU取付の際もいろいろわがままを聞いていただきました。

ホームページはこちら ↓

http://selection-web.com/

セレクションのブログ=>「セレログ」も楽しいので覗いてみてください。 ミトマックス情報もあります。

 ハーネス取り回し ロガー

そんなこんなで、なんとかかたちになりました。 狭いながらもロガーまで取付できました。 ホッ。

後はシェイクダウンを待つばかり。